株とワラント「押目買い」
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16時30分頃、ビーティー指揮下のウィリアム・グットイナフ代将率いる第2軽巡洋艦戦隊の軽巡洋艦サザンプトンがシェアの大洋艦隊本隊を発見した。さらに、この部隊の戦力を詳細に報告するため多数の大口径砲から放たれる射撃を回避しながら接近し、弩級戦艦16隻と旧式戦艦6隻であることが判明した。同時に駆逐艦部隊も巡洋戦艦部隊に立ち向かい、サイドリッツに向けて魚雷を発射した。 ビンガム艦長指揮するイギリス駆逐艦ネスターはドイツの水雷艇V-27、V-29を撃沈したが、その後ネスターと駆逐艦ノマドはシェアの本隊が通過するときに命中弾を受け、放棄された。
ビーティーはジェリコーの本国艦隊に敵を引きつけるため北への回頭を決め、16.45(地図の5)付近で接触を中止した。ビーティーはジェリコーに北上するよう呼びかけたが、十分な意味をもった信号だったにもかかわらず、またも情報の伝達に失敗した。第5戦艦戦隊は巡洋戦艦戦隊に遅れていることに気づき、大洋艦隊に向かっていることがわかった。エヴァン−トマスが「一斉回頭」ではなく「逐次回頭」の命令を出したことから、状況はさらにひどくなった。同じ海域で4隻の船すべてが逐次回頭したため、ドイツの大洋艦隊が射撃距離を計るのに十分な時間を与えてしまった。彼らは一時、本国艦隊の掩護なしでドイツの偵察部隊と大洋艦隊本隊と渡り合わなければならなかった。その間、戦艦マレーヤは被害を受け続けたが、艦長が回頭の決断を速やかに下したので損害はいくぶん軽減された。さらにマレーヤの15インチ砲は敵に有効打を与え続け、ドイツの巡洋戦艦部隊は深刻な損傷を被った(地図の6)。
ジェリコーは全面的な接触が近いことに感づいていたが、ドイツ艦隊の位置と針路に関する情報が不十分であった。ジェリコーは戦闘に向けてアーバスノット少将の第1巡洋艦戦隊に陣形の前方を警戒させ、ホーレス・フッド少将の第3巡洋戦艦戦隊に速度を上げてビーティーを掩護するよう指示した。
17時30分頃に第1巡洋艦戦隊の装甲巡洋艦ブラック・プリンスは視界内にビーティー指揮下の商品先物取引
を見つけ、ようやく本国艦隊との連絡に成功した。しかし、同時に第3巡洋戦艦戦隊と連絡中の軽巡洋艦チェスターがベディッカー少将指揮するドイツの偵察部隊に阻止された。軽巡洋艦4隻で構成される偵察部隊は数で勝っており、援護のために西転してきた第3巡洋戦艦戦隊がこれを排除する前にチェスターは大きな被害を負った。フッドの旗艦インヴィンシブルは軽巡洋艦ヴィースバーデンを航行不能にさせ、他のドイツ艦はフッドが北と東の方向からイギリス主力艦を誘導していると勘違いしたので、ヒッパーとシェアの艦隊がいる方向に逃走した。また、ドイツの魚雷艇はこの新しい戦力が戦闘へ参加するのを遅らせようとしたため、駆逐艦との戦闘が新たに起きた。
英独艦隊行動図同じ頃、ビーティーとエヴァン-トマスはヒッパーの巡洋戦艦隊との交戦を再開したが、視界状況はイギリス艦隊に有利だった。艦隊の戦闘力がかなり落ちたので、ヒッパーは18時頃にシェアの大洋艦隊本隊の方に向かって反転した。時を同じくして戦艦アイアン・デューク艦上のジェリコーはようやくビーティーの旗艦ライオンを視界に捉えた。ジェリコーは直ちにビーティに最新のドイツ艦隊の位置の情報を要求したが、ビーティーは返答するまでに10分近くもかかってしまった。
ジェリコーは敵の勢力を過大評価し、位置取りを憂慮していた。並列陣形から単縦陣に変更する時期と方法を判断するために正確なドイツ艦隊の位置を知る必要があったが、陣形変更は東西いずれの戦列からもできたものの、不動産投資
が到着する前に行わなければならなかった。しかも、早すぎる陣形変更では決戦の機会を逃す恐れがあった。西に向かいながらの陣形変更は艦隊をシェアの本隊に近づけ、夕暮れが迫る中で貴重な時を稼ぐことが出来たが、陣形変更が完了する前にドイツ艦隊に遭遇する恐れがあった。東に向かいながらの変更ではイギリス艦隊をシェアの本隊から遠ざかってしまうが、ジェリコーの艦隊はドイツ艦隊に対してT字戦法で戦闘を挑める他、西日に浮かぶシェアの本隊のシルエットを見られるという利点があった。陣形変更には最短でも20分はかかり、一方で2つのドイツ艦隊は高速で接近中であった。ジェリコーは18時10分に東に向かっての陣形変更を命じた(地図の2)。
一方、ヒッパーの偵察部隊はシェアの本隊と再び合同し、ドイツ艦隊は北方で陣形変更を決意したジェリコーの本国艦隊に向かって進んだ。ドイツ艦隊にはジェリコーの本国艦隊が北西から接近しているという知らせが入らず、北方のビーティーと東方に出現したフッドの部隊に気を取られていた。ビーティー艦隊の健在な巡洋戦艦4隻は、巡洋戦艦3隻で構成するフッドの第3巡洋戦艦部隊と合流するため本国艦隊を横切ったが、この時アーバスノット少将の旗艦ディフェンスと衝突してしまった。ディフェンスは弩級戦艦同士の戦闘で役に立たない旧式の装甲巡洋艦であったが、航行不能に陥っていたヴィースバーデンを発見し、ディフェンスと同じく装甲巡洋艦のウォーリアの2隻はヴィースバーデンに止めを刺した。しかし、この2隻は迂闊にもシェアとヒッパーの艦隊の射程圏内に入り込んでしまった。たちまち砲撃を受けたディフェンスは、本国艦隊の大半からも視認できるほどの大爆発を起こし、全乗組員903名とともに沈没してしまった。
ウォーリアも命中弾を受けて深刻な損傷を被り、沈没の危機に晒されたが、近くの超弩級戦艦ウォースパイトの事故で敵の矛先が逸れ、投資信託
を逃れた。第5戦艦部隊に所属する戦艦ウォースパイトは、約25ノットの速度で北に向かうビーティーの巡洋戦艦部隊に追従している最中に舵が故障してしまった。ドイツ艦隊は無力化したウォーリアから、大きく円を描くような旋回しかできなくなり格好の標的となったウォースパイトに照準を変えた。このウォースパイトのCFD
は、ウィンディ・コーナー(Windy Corner)として知られる。ウォースパイトは命中弾13発を受けつつも耐えていたが、エヴァン-トマスは離脱と帰港を命じた。
ディフェンスが沈んだ頃、ヒッパーの偵察部隊はフッドの第3巡洋戦艦部隊の射程に入っていた。フッドの旗艦インヴィンシブルはヒッパーの旗艦リュッツォーの喫水線下に2発の命中弾を与え、最終的に戦列からの離脱に追い込んだ。しかし18時30分頃、今度はインヴィンシブルがリュッツォーとデアフリンガーの格好の標的となってしまい、12インチ砲弾が続けて命中、大爆発を起こして船体が二つに折れ、フッド少将を含め乗組員1032名のうち、わずか6人を除いた全員と共に沈没した。
18時30分までに両主力艦隊は初めて会敵し、ジェリコーはシェアの本隊をT字戦法で効果的に横切る形をとれた(地図の3)。ジェリコーの旗艦アイアン・デュークは、先頭をゆくドイツの弩級戦艦ケーニヒにたちまち数発の命中弾を与えた。しかし、この外貨預金
の短い交戦では本国艦隊の24隻の戦艦の内わずか10隻程度が砲戦に加わったのみであった。ドイツ艦隊は視界不良と不利な戦術的位置に苦しんだ。罠にかかりつつあることを悟ったシェアは、18時33分に回頭して退却することを命じた。砲煙と霧にまぎれて退却は成功した。
ジェリコーは戦艦部隊を雷撃される危険を意識し、追跡ではなくドイツ艦隊を西に見る陣形を保つ南への変針を決心した。また、シェアは撤退するのに、まだ暗くないということを意識しており、艦尾から追撃されれて苦戦しないよう、18時55分に東へ反転した(地図の4)。シェアは回顧録に、"the manoeuvre would be bound to surprise the enemy, to upset his plans for the rest of the day, and if the blow fell heavily it would facilitate the breaking loose at night."と残している。
グットイナフ代将の第2軽巡洋艦部隊は接触を続けるため、ドイツ戦艦からの砲撃を回避しながら19時過ぎに大洋艦隊に再び接近した。19時15分にはジェリコーの艦隊も再びT字戦法で砲戦を開始できた。今度の砲撃はドイツ艦隊の戦艦を損傷させ、特にベーンケ少将の第3戦艦部隊に対して致命傷を与えた(地図の5)。19時17分、反転を命じてから1時間と経たないうちにシェアは西進を命じ、続いてヒッパーの指示で離脱したリュッツォーを除いて、巡洋戦艦4隻となった偵察部隊と残存する駆逐艦にイギリス艦隊の追撃を阻止するように命じた。その間に砲戦でドイツ艦隊はイギリス艦隊に2発の命中弾を与えたが、ドイツ側は37発もの命中弾を受け、このうちの14発が巡洋戦艦デアフリンガーに集中した。しかし20時24分から日が落ち始め、シェアは離脱に成功した。残存するイギリスの巡洋戦艦部隊がドイツ艦隊に追いつき、最後の砲戦が始まった。戦艦キング・ジョージ V世と戦艦ヴェストファーレンが数度の砲撃を交えたが、双方とも第一次世界大戦において弩級戦艦同士の戦闘がこれで終わるとは想像していなかっただろう。
21:00時、本国艦隊の夜戦での弱さを認識していたジェリコーは、払暁まで大規模な交戦を避けようと考えた。彼はシェアがエムズへ逃亡するのを防ぐために南進する間、後方を警備させるため主力艦隊の後方に巡洋艦と駆逐艦の列を置いた(図の7)。実際には、シェアは自身の航路を横切りホーンズ岩礁方面へ逃亡しようと企てていた。シェアにとっては幸運なことに、ジェリコーは慎重になりすぎて多くの状況証拠からドイツ艦隊がジェリコーの背後を取りつつあると判断してしまったため、ジェリコーの偵察艦はシェアの本当の進路を発見できなかった。